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農業×工業でイノベーション

2016.2.27

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昨日、信州大学が主催するセミナーに参加してきました。

表題は農業と工業が連携し新しい産業を作り上げようという趣旨です。

数年前から農業の世界ではベンチャー企業が参入して来たり、もともとあった会社も農業に進出してきたりと今までにないくらい変わり始めています。

それを証拠に当園の周りでも今まで通り市場や農協出荷の農家さん達は後継者がいなかったり耕地面積を減らしてあいた畑が放棄地になってきたりしている一方、法人化などをしてあいた農地を借り受けて雇用を生んで、栽培と販売を両立し、また新たな商品を生み出す6次産業化などに進出している農業法人と本当に二極化が進んでいるのが現状です。

そこで課題になるのが農業はどうしても天災などで生産性が安定しないためそれを工業技術で補おうというのが普通の流れになってきます。法人化などで母体が大きくなってくるとより生産性やリスクを減らす経営をしていかないと立ち行かなくなるからです。

当園も周りの農家さんと情報を共有したりより良いものを一緒に作りそれをお客様に知っていただき買って頂く、それだけでなくこれからはお客様から応援していただける様な農園作りを目指してく、そうすることによって地域の農業の衰退を少しでも減らし、また、今回のセミナーで言っていたように工業の力を借りれるところは借り、そこで削減できたお金を出来るだけお客様へのサービス、共に農業をやっている仲間、またはスタッフに還元し、そして協力して下さる異業種の方々にも貢献でき、そうすることによって地域産業としての農業ができあがっていったらいいなと思っております。

しかし果樹の場合は野菜よりは機械化は進まないのではと思っているのも現状です。

効率はもちろん大事ですが職人的なところも残しつつ、大量生産は出来ないが本当に旬の時期に美味しいものを召し上がって頂くというのも特に果樹の醍醐味であるのも事実だと思います。

今回のセミナーで工業と連携できるところは積極的に連携し、また農業のもつ本当においしいものを提供したい、それには昔からの職人的なところもすべて否定してはいけないんだと思いました。

これからもっともっと勉強し荻原農園をよりよく、応援していただける様な企業にしていきたいと切に感じました。

農家のつぶやき |

腐らん病予防にトップジンM

2016.2.11

この時期は剪定の時期ですが腐らん病というとても怖い病気が

剪定で枝を切った後から侵入しやすくなります。

この病気がまたほかの枝や木に移るなど厄介な病気なんです

この病気にかかると気を枯らしてしまうほどの怖い病気で発病すると

泥を塗ったり、藁を巻いたりして広がるのを防ぐのですがまだ病気の菌が入る前に切り口に

トップジンMという予防塗布剤を塗ってかかりにくくするのです

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上の写真がトップジンMを塗る前の切り口

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これがぬった後の切り口です。

剪定の後に大きめの切り口にはすべてこの薬を塗って少しでも腐らん病にならないように気を付けます。でもどうじても防げないときもあるんですよね~

葉とらずりんご通信 |

葉とらずリンゴ剪定

2016.2.2

 

こんにちは従業員の村田ですimg_0029.jpeg

やっと雪が降り始めて来た中剪定をしてます。

今やっている畑は去年リンゴが小さかった

畑なのでそのことを考えながらやらなければならず

なかなか難しい畑です。

葉とらずりんご通信 |